2018.5.23 更新
だんだん暖かくなってきたことですし、久々にホラーゲームをご紹介したいと思います。
”ひたすら階段を下り続ける”という斬新な海外のフリーゲーム「The Endless Stairwell」
「stairwell=壁や天井など全て囲まれた階段」という意味で、日本語だと「終わりのない階段」「無限階段」といったところでしょうか。
ちなみに階段は英語で「stairs」といい、ここで使われている「stairwell」はデパートやビルの階段や非常階段のようなものを指します。
The Endless Stairwellについて
ストーリー
誰もいない薄暗い町で主人公がとある建物へと入っていき、先が見えないほど暗い階段を発見します。
そして「私はこの階段を下らなければならない」と何かに導かれるようにその階段へ足を踏み入れることになります。
ゲーム内容
暗い建物の中の階段をただひたすらに下へ下へと降りていくゲームになっています。現実じゃ絶対降りられない
一人称視点で先の見えない階段を下りていくというのは何とも言えない怖さがありますね。
ゲームに出てくる階段は途中に踊り場があってそこで折り返している形の階段です。まあ普通の階段ですね。笑
海外のゲームということでゲーム内のテキストは全て英語で書かれていますが、文字自体あまり出てこないのでそれほど気になりません。
公開日
2014年11月に公開されたそうなのでだいたい3年半くらい前のゲームです。
どうやらリメイク?にあたる作品だそうで、元となったゲームは2011年頃のゲームだとか。確認中
目的・クリア条件
ひたすら階段を下ることが目的のゲームと聞いて「ただの単純な作業ゲーじゃないか」と思われた方。
ええ、その通りです。どんどん下っていけば良いだけです。
しかし、階段は数メートル先の踊り場さえ見えないほどの暗闇。
どこまで続いているのかわからない・何が起こるかわからないという恐怖をBGMや演出がさらに引き立てています。
水滴の音、壁の染みや血痕、そして時折見える影や謎の声や足音など、あらゆる手を使ってプレイヤーの階段を下りる気力を削いでくるんです...笑
急にBGMが止まったりしたときには思わず足を止めてしまうことでしょう。
人は単純な行動を繰り返すことにストレスを感じますが、恐怖からくるストレスと相まってもうハゲそうです。笑
またホラーは得意だよって人でも、閉所恐怖症の人にはキツそうなゲームだなと感じました。
果たして永久に続く階段の先で迎えるこのゲームの結末とは...。
操作方法
- WSADキー
- 前後左右移動
- スペースキー
- ジャンプ
- Ctrlキー
- しゃがむ
- E
- 使う
- F11
- カラー設定
- Enterキー
- ゲームの終了
元ネタ「SCP-087」
お気づきの方もいるかと思いますが、実はこのゲームには元になっているネタがあります。
それは「SCP-087」と呼ばれるものです。
SCP(エスシーピー)とは
簡単に説明すると、SCPとは海外発祥の「人知を超えた存在」というテーマで作られた、有志によるホラー創作です。
「確保(Secure)」「収容(Contain)「保護(Protect)」の頭文字を取ってSCPと呼ばれます。
超常現象、モンスター、アイテムなど様々なものが存在し、それらを管理する架空の組織「SCP財団」の報告・レポートという設定で創作されています。
現在でも創作は続いており、今なお新しいSCPが誕生しています。
SCPオブジェクトは自然法則に反した異常な存在・場所・物体・現象の総称である。
出典元:「SCP財団」フリー百科事典 ウィキペディア日本語版より
最終更新 2018年3月18日 (日) 06:53
URL: http://ja.wikipedia.org/
またSCPの由来にもなっていますが、それら人智を超えた存在は人類が保護・確保すべきとし、SCP財団が管理しています。
その中のひとつ「SCP-087」と呼ばれるものがあり、そのSCPこそ「無限階段」なのです。
公式サイトで「SCP-087」についての記述を見てみると、いかにその内容がゲームに反映されているかがわかります。
数多くのSCPが存在し各SCPについてのレポートもたくさんありますが、どれもかなり良くできたホラー創作でこれらSCPを元に作られたゲーム等もたくさんあります。
プレイした後に読んでみると面白いかもしれません。
フリーゲーム(無料)なので、気になった方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
The Endless Stairwell ダウンロードページ
Game Jolt - Indie games for the love of it
海外サイトのため、ダウンロード等自己責任でお願いします。
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この記事はホラー系の画像を含んでいます。苦手な方は注意してお読みください。
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