先日アメリカのロサンゼルスで世界最大級の格闘ゲーム大会「EVO(エボ)」が開催されました。
EVOは「ストリートファイター5」「鉄拳7」など有名な格ゲーが種目として用意され、各ゲームの猛者達が集結します。
私ゆうう兄は格ゲーというものにあまり馴染みがありません。
しかしEVOの種目の中でも「スマブラ」だけはそれなりにプレイし、普段から有名選手の対戦動画を見たりするほどには好きなのです。
そんなEVO 2017で行われたスマブラの世界大会でとんでもない試合が繰り広げられました。
EVOについて
世界最大級の格闘ゲーム大会、Evolution Championship series(エボリューション チャンピオンシップ シリーズ)の略称で、例年アメリカで開催されており、今年はロサンゼルス現地時間で2017年7月14日(金)~16日(日)にかけて開催されました。
他の大会に比べて規模が大きいため賞金額の高い点も特徴の一つです。
例としてあげると「ストリートファイター5」は優勝すると日本円で約400万円、私が注目しているスマブラfor WiiUでは優勝すると約101万円相当の賞金がもらえます。
賞金の高さは競技人口や注目度などによってゲームごとに異なるようです。
スマブラの位置付け
格ゲーの概念を語りだすとキリがないのでここではしませんが、スマブラは一般的に格ゲーには属さないと言われています。
体力制でない点や、技が上段、下段などといった分け方で決められていない、など理由は様々で、いろんな解釈がされていますが個人的には「対戦アクションゲーム」という呼び方がしっくりきます。
例の試合
■twitdh EVO JAPAN公式
YouTubeでも1時間弱ほどの動画で決勝戦を全試合見ることができますが、上記のはリンクからは試合の勝敗が決まる40秒間を見ることができます。笑
全試合を見てきましたが、どちらも凡人の私から見てもレベルの高さが分かる激戦続きでした。
問題の決勝戦。上記の動画が始まった段階では
ディディーコングのZeRo選手は残り1ストック、復活したばかりでダメージが0%。
対するベヨネッタのSalem選手は残り1ストック、ダメージが101%でバースト圏内にいる状態。
側から見るとダメージにかなりの差があり、ZeRo選手が非常に有利な状況です。
結果を言ってしまうとこの状態からベヨネッタのSalem選手が逆転勝利します。
ディディーコングにダメージを25%与えたのち、いわゆる即死コンと呼ばれるベヨネッタのコンボが決まり、一瞬の間に勝敗が決まってしまいます。
この試合結果を受け視聴者からは「ベヨネッタを大会で使用禁止にしろ」などといった不満の声が上がっていました。
ベヨネッタの即死コンはかなり有名な話で、過去には実際に大会で使用が禁止されたこともありました。
しかしアプデの際に修正が入り、コンボは決めにくくなったものの、試合でも未だにまれに見るといった状況でした。
決勝戦でこのシーン以外でコンボを仕掛けたシーンはありましたが、実際にコンボが決まったのはこのシーンだけだったと思います。
コンボが決まる条件として、ステージ、自キャラの被ダメージ、相手キャラのダメージなど幾つかの条件を満たしていないと決まりにくいのでもちろん確定コンボではないです。
しかしあれだけの接戦を繰り広げていたため、あの結末に納得いかない人がいるのもわかりますが、最上級プレイヤーのZeRo選手でも避けることができないほど、Salem選手が上手かったということではないでしょうか。
個人的には非常に見ごたえのある決勝戦だったと思いました。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!